<書評> 「学びを結果に変える アウトプット大全」
【タイトル】
学びを結果に変える アウトプット大全
【著者】
樺沢 紫苑
【発行】
サンクチュアリ出版
・読書のきっかけ
以前紹介した、「神・時間術」の著者、樺沢紫苑氏の代表作であったことから書店で購入し拝読しました。
・概要
インプット中心の学習・働き方が中心の現代で、アウトプット中心に変えることで結果を出せる・人生を変えられることを著した一冊
・特に印象的だった点
①インプット:アウトプットの黄金比は3:7
現在の教育はインプット(読む・聞く)が過多。
アウトプット(話す・書く・行動する)を増やすことで記憶の定着が進む
→結果として、自己成長につながる
②自己満足→自己成長に変えるための「行動」
インプットとは「気づき」
アウトプットとして「書く」→ここまでなら「自己満足」の世界
実際に行動することが最重要であり、そこまでいって「自己成長」できる。
私は学生時代、塾講師のアルバイトをしていましたが、先輩からは「教えるには、自分で理解する3倍の力が必要」と口酸っぱく言われていました。
教える=自分の言葉で人に説明する=アウトプット
この格言を解釈するなら、教えるには「インプット」の3倍ほどの力量が必要であるということです。
つまり「教える」ことは高度な次元への到達とも言えます。
ただ漫然と勉強する、本を読むにとどまらず、「人に教えられる」レベルまで到達できたら、自分の理解も人の3倍になっているのわけです。
そう考えてみたら、勉強も今まで以上のやりがいが感じられますね!
・インプット→アウトプット→行動の重要性
「気づき」があっても行動しなければ「絵にかいた餅」
行動が続かなければ「三日坊主」
→習慣力による、行動の定着の重要性を感じました。
私も習慣を定着させることに大変苦労しています。
習慣となっていないことは、まず初めに「やること自体」を忘れてしまうことが多々ありました。
そこで使ったのが、スマホの「カレンダーアプリ」
どの時間帯に、その習慣を実施するか決めて、アプリに登録・通知するように設定することで、習慣の定着に役立ちました。
ちなみに私が初めて、カレンダーアプリ入れたのは、「ゴミ出し」です。
結婚後、新居に引っ越ししたため、ゴミ出しの日付が変わり最初は難儀しました。
そこで月曜日:普通ごみ、火曜日:資源ごみ・・・等のように曜日別設定をすることで早期に習慣化できました。
アプリの通知があれば意外と行動に移しやすいものです。ぜひみなさん、お試しください。